白河探訪

下町の味を堪能してみたい、ということでhttp://www.dozeu-iseki.com/で会食。

がっしりとした門構えの外観に少々圧倒されるも、中に入ると昔の古屋敷といった趣きで大変落ち着く作りになっている。人によっては古臭いと感じるかもしれない。訪ねたのが開店直後の時間だったおかげか、店員さんに店の奥、中庭の見える座敷に通される。
お昼ということもあって「ぬきなべ定食」を注文する。「ぬき」とはどじょうを割いて頭や骨を取り、身だけにしたもののこと。どじょうを丸ごと使ったものは「丸」と言うらしい。
しばらくして出てきた「ぬきなべ定食」はどじょうのすき焼きと言ったところ。土臭さがあるかなと思ったがそんなことは全くなく、大変おいしい。どじょうの柔らかい身と笹がきごぼう、そしてねぎとの相性が抜群で、そこに山椒を振り掛けると一層おいしい。店の雰囲気とも相まって有意義な時間をすごせました。お値段は少々張りますが、それだけの価値はあるかと。今度来る機会があったら「なまずなべ」を注文してみよう。