巨乳か美乳か、それが問題だ 2

巨乳がいいのか。
美乳がいいのか。


どちらがいーのかなんて、結局は各人の趣味嗜好に行き着いてしまうので、あっさり優劣をつけるのを諦める。

そう。結局は「好み」。

自分が好きな乳 = 良い乳 であり、「すきなんだもーん。しょうがない」の最終呪文を唱えられたらそのまま口を閉じるしかない。


しかし、ただ「乳」であるだけではだめなのだ。

先日放送されたNHK教育世界美術館紀行』。テーマは「フランス・ヌードの革命・オルセー美術館」。

そこで取り上げられていた、マネの描いた「オランピア*1。この絵画が当時の社会で物議をかもしたのも、それが単に人間としての女性の裸体を描いた、という当時の風潮からは考えられないテーマだっただけではない。
先鋭的なテーマに加えて、オランピアの裸婦は見るものに対してより官能的、扇情的に訴えかける要素がちりばめられているのだ。

挑発する視線、純潔の喪失を示す片方だけの今にも脱げそうなサンダル、従順を示すネックレス…
それらがオリンピアをより扇情的なものにしている。


『裸であるだけでは駄目なのです……』


そう、番組に出ていた美術評論家は語った。

乳も、乳であるだけでは駄目なのだ。大きさ、乳首、乳頭の形、色、……それぞれのツボと融合していなければ駄目なんだ!(ここ、長井秀和風に)


因みに、後輩にとってのベスト乳は『顔をうずめたくなるような乳』らしい。乳に触りたいけど、気恥ずかしいが故に、おおっぴらに触れないが故に顔をうずめたくなるとのこと。後輩にしてみれば
乳とは女神のごとくして不可侵の存在。しかれども。ー否、であるが故に、『顔をうずめたい』。


マイベスト乳は……あえて語るまい。