キャシー・べイツとジャック・ニコルソン

映画の日です。映画どれでも1000円です。
というわけで今月は『アバウト・シュミット』を見ました。

以下、感想(ネタばれ含む)となります。
まだ未見の方で内容を知りたくない方は御覧にならぬよう。


終始日本映画のテイストがすると思ったら、
監督のアレクサンダー・ペイン黒沢明監督の大ファンだそうで、
『生きる』は映画作成のヒントしているらしい。
とすると、前作『スクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』
も日本映画テイストなんでしょうか。気になる所です。

主人公ウォーレン・シュミットの生き方をどう判断するかが難しい所で、
自業自得として突き放すか、哀れみをもって接するか。
世代間で評価の分かれる作品になると思います。

淡々と綴られるシュミットの奇行?は切なさと笑い(それも苦笑)が溢れていて、
とても物悲しい雰囲気が全体を覆っている映画でした。
ラスト・シーンではちょっと涙ぐんちゃったし。
公式サイトでシュミット度を計測したらなんと80%もあってびっくり。あんま嬉しくなーい。

ま、それよりも一番目に焼きついたシーンはキャシー・べイツのヌードを見てしまったところでしょうか。